#236 サードシートと荷室スペースだけではなかった、プリウスαの意外なトピック。

 たとえ、本日契約しても納車は来年5月という、プリウスαですが、たんなるαではありませんでした。ほら、サードシート付き、空間付きプリウスってイメージで捉えてますよね、このクルマ。ところが、プリウスを追い越せという狙いが詰まっていまして、走行性能の面でなんとプリウス以上があったのです。
 それがハンドリングでした。それは、たんに重心高とロングホイールべース化を補ったものではなく、あえてアジリティを狙ったセッティングを施しておりまして。ハイブリッドゆえのドライビングファン不足については、ちゃんとメーカーも気付いておりまして、その模索がこうしたスタイルとして表現されつつあるんですな。
 ただ、この手のモデルの乗り味がどうあるべきかについては、違和感を覚えたりもしました。乗用車にならなくてもいいんじゃないかと。また、先の操縦性だけで、対話性を語れるまで届いていたかといえば、物足りなさを感じましたし、何となくそこに課題があるような気がします。ステアリングは、あくまでもドライバーとクルマが対話するためのツールのひとつに過ぎませんから。
 ちなみに、注目のサードシートについては、皆様の予想どおりですので省きます。トピックは、セカンドシートの心地よさかなと。単純に、大型化されたドアも手伝って乗降性はとても好印象でした。ある意味、子育て世代に受けるかも。

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