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#1470 タイヤ交換は、交換作業よりも、運ぶ作業が面倒って、話。

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 それほどにどたばたしていたわけでもありませんし、年末進行に追いかけられていたわけでもないんですが、なんとなく放置していました、このページ。というわけで、なんとなくで先延ばしにしていた、ジムニーのスタッドレスタイヤ履き替えも、タイヤ組み込みは終わっていたものの、ついつい気が乗らず、ギリギリまで伸ばす始末。いかんですなぁ、このぐーたら加減。ほんと、いかんです。  ま、バルコニーに積まれているタイヤを運んで、ちょっと広くて交換しやすいフィエスタの駐車場へと移動して、交換するだけなんですが、これが面倒。前にも書いていると思いますが、ほら、マンション住まいって、タイヤを運び出すのが結構面倒でしてね。とはいっても、今回作業したジムニーのタイヤは、グランドチェロキーの245/70R16サイズ4本よりは軽いし、小さいですから、楽なんですが、それでも、面倒。タイヤ交換作業そのものはほんとに簡単なのに、タイヤを下ろして、履き替えたタイヤを家へと持ってくるという、その作業がひたすらに面倒なんです。  ですから、今回は、履き替えた夏タイヤを、家へと上げることなく、そのままに駐車場に置いておこうかと思いました。盗難にあったとしても諦めがつくかなと思ったもので。しかし、もし、盗難にあったら気分がいいものではないな……と思い、台車に乗せて、再び、自宅へと上げ、バルコニーへと運びました。  というわけで、ジムニーにスタッドレスタイヤをはいたわけですが、はいたんですが、目的地まで、どうやら雪を踏みしめるシーンがない様子。そのインプレッションはひたすらにオンロードになりそうですが。また、後日に。

#1469 富士山は静岡側から見る姿が、いちばん好きです、って話。

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 寒気が入り込んで来たこともあってか、急に冬を感じさせるようになりました。我が家のある高尾でも毎朝氷点下となり、午前中にクルマで出掛ける際には、温水を入れたペットボトルを持って家を出るようになりました。飲むんじゃありません、フロントウインドウへの凍り付きを溶かすために。ちなみに、フィエスタには、フロントガラス全体に熱線が入っています(リアじゃなくてね)が、やはり溶かすまでには時間を要しますから、この温水ペットボトルのほうが早かったりします。それにしても、フロントウインドウに熱線だなんて、通常見難くないかい? と思われるかもしれませんが、ま、慣れですな、慣れ。それにしても、このフロントガラスの熱線って、ヨーロッパ車らしい装備だと思います、ほんとに。って、日本に導入されているモデルで、ほかにも見かけたな、これ、なんだっけか、MINIもそうじゃなかったでしたっけか。って、自信はありませんけども。  ま、そんな冬を感じさせる季節になりましたから、富士山もキレイに見えるようになりました。上の写真は、先日のスタックランドファームオフロードコースの帰り道ですが、ちょうど夕陽を横から受け、その夕陽も沈む直前だったこともあって、とてもきれいでした。下の写真は、今日の夕方、日野市を流れる浅川の土手の道を走っている時のもの。富士山は遠くにありますが、山頂が吹雪いている様子まで分かるほどにくっきりと見え、これはこれで、とても良かった。  今週だったか、静岡は静岡市まで出掛けてきましたが、親戚と話していたらですね、静岡市というか、清水市は三保の松原から見る富士山がきれいだと言われる、なんて話になりました。まぁ、富士山を散々に、しょっちゅう、あちらこちらから見ている者としては……、って、やっぱり静岡から見る富士山が好きですな。ま、南西側から見ること、つまり、陽の加減もあるんでしょうけど、手前の山と海とのバランス加減もいい。薩埵峠から見る富士山もいいんですが、いいんですけどね、なんかね、あれ、高速道路のポスターを思い起こさせてしまうんです、あれ。

#1468 やっぱり、トルクだと思うんです、クルマって、という話(BMW・M140i)。

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 BMW試乗記、続いてはM140iです。あれです、1シリーズに6気筒3.0Lターボエンジンを載せて、M風味を仕立てたモデル。ディーゼルエンジンでも必ず言いますけどね、やっぱりね、エンジンはトルクなんです。だからといってレスポンスが犠牲になるのもなんですが、まずはトルクです。というわけで、このM140iに搭載されている直6ターボは最大トルク500Nmを1520回転〜4500回転まで発生させ続けるという、聞いただけでうっとりしてしまうスペックを誇っています。しかしですね、それがですね、暴力的ではない。日常域は意外にもジェントルなフィーリングでして、まったくもって、いやになっちゃう。あ、ダメというのではなく、仕立て方が上手いなぁとひたすらに感心してしまうという意味合いで。  さらにですね、乗り心地がしっかりと確保してあって、とても好印象。タイヤサイズはフロントが225/40R18、リアが245/35R18としていますが、これがですね、タイヤの扁平率を言い訳にしない乗り心地を確保してありまして、ひたすらにため息。具体的にいいますと、ストローク量はありませんし、ストローク感を意識させるようなフィーリングにもありませんが、その中で、実に美しく動き回るといった感がありまして、突き上げ感を出しません。それでいながら、ハンドリングにおいてはコーナーでロールを感じさせる、つまり荷重移動を感じさせるという、何ともかんともな仕立てになっており、絶品。  ま、その価格590万円。そもそも1シリーズは310万円から始まることを考えると、その価格差は280万円にもなりますが、M140iの仕立てはチューニング費(差額)以上を感じさせます。つまり、お買い得かと。ただですね、その少し先にM2クーペが768万円で見えていますから、それを考えると、なかなか選び辛い。ほら、フルチューチューンなコンプリートモデルがあと170万円とちょっと支払うと手に入るわけですから。といいつつ、それって、クルマ1台が購入できる価格ではありますけどね。

#1467 比較しなければ、不足は全くない、BMW1シリーズ・ディーゼル。

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 ディーゼルエンジン搭載モデルを矢継ぎ早といわんばかりに増やしているBMWですが、いつしか、X1にまでディーゼルエンジンが追加になっていました。というわけで、ロングドライブに出掛けたわけですが、まぁ、悪いわけはなかった。なかったけど、予想とちょっと違ったところもあったという、そんな発見がありました。  ディーゼルエンジンについては言うまでもありません。低回転域からトルクフルで極太を感じるトルク感はそのままに高回転まで回っていきます。まぁ、ただ、いわゆるパンチはありませんし、低回転域のレスポンスという面ではやっぱりガソリンエンジンに劣るところを感じます、感じますけど、個人的な好みはこちらのほう。何よりも、アクセルペダルの踏み込み量に対してのトルクの出方が美しく、不足なし。高回転でパンチがないと言いましたけど、気が付けばとんでもない速度域に入っていますから、これもまた不足なし。高速での追い越し加速? ストレスがないどころか、もう、十二分ですといわんばかりのトルクで応対してくれますから、これまた不足なし。ただ、ですね、その直後に乗った、自分のフィエスタの、出だしの過剰とも言えるトルクの盛り方といいましょうか、唐突さを感じると、やっぱり、ディーゼルたるレスポンスの悪さたる存在を覚えたりもします。ただ、まぁ、そこで感じたのは、フィエスタのやんちゃぶりといいましょうか、行き過ぎ感でしたから、……。  さて、乗り味はですね、同じプラットフォームの2シリーズグランツアラーがコンフォートに振っているのに対して、乗用車的。ま、SUV的というよりは、乗用車的。ハンドリングは重心高があるなりのロール感を演出していますが、乗り心地は少々の節度感の中に硬さが存在していまして、ま、このあたりは、好みの問題ではありますが、個人的には2シリーズグランツアラーの乗り心地のほうが好み、かな、と。いずれにしても、不足はありません。  ちなみにですね、試乗会でMスポーツをテストしたんですが、硬さを感じるところはあります、ありますが、ドタバタと暴れる様子が見られなくてですね、つまり、不快感に届いていなくて、好印象。といいますか、サスペンションのストローク感に質感がむしろプラスされていて、好印象。ハンドリングはクイック感ではなく、素直さを増していて、こちらも、また、好印象。どっちが、いいかと言われたら

#1466 意外に遠いけど、意外に満足感がある、銚子ドライブの話。

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 依頼をいただいている日帰りドライブ取材もですね、振り返ってみますと、05年からですから、かれこれ10年以上担当していることになります。どおりで、紹介しつくしたワケです。というわけで、今回は、3回目となる銚子を訪れましたが、醤油工場見学もヒゲタもヤマサも紹介していますし、ポートタワーも犬吠埼灯台ももちろん紹介済み。となると、どこを紹介すればいいのかって話になってきて、最近では、ガイドブック系には紹介されていないようなスポットを巡ったり、地域ではなく、道の駅繋がりにするなど、無理矢理感があります。  というわけで、3回目の銚子となったわけですが、隠れスポットを紹介するには、無理があり過ぎるので、堂々と有名スポットを巡ることに。と思ったら、久しぶりに訪れた銚子、新スポットが生まれていました。少し前に、漁協直営の販売所が閉店になったことは知っていたんですが、その理由が東日本大震災によるものなんだろうな、なんて、勝手に思っていました。そしたらですね、震災の影響かどうかはわかりませんが、市場を建て直しておりまして、そのための閉店だったようです。ただ、復活したのは、直売所ではなく、食事処でしたが。きれいになった店舗で提供されるメニューは、価格を含めて、観光客向けではありますが、ま、ごまかしを考えている店舗とは異なり、まじめさがあり、ちょっと感心。まじめさをどこに感じたか? 海鮮丼のゴハン、ちゃんと冷えたゴハンを使っていたこと。あるんです、刺し身を載せるのに、暖かいゴハンを使うところが。  今回の発見は、もうひとつ。ぬれ煎餅で有名な銚子電鉄ですが、いつしか煎餅バリエーションを増やしていました。最近のことではないのかな、これ。で、直売所まで作っていましてですね、B級品まで取り揃えていました。煎餅老舗ではありませんから、味については、今一つを感じるところもありますが、価格に遠慮が感じれ、今のところ、好印象。これが流行りだすと、途端に変わってしまいますので、今後にちょっと心配はありますけどね。いや、実は、そんな気配を店内から感じたもので……。  というわけで、まとめ。知っているつもりであっても、変わっていることもあり、やっぱりですね、足を運んでみなきゃならんな、と思った次第。ま、それがドライブの愉しさであり、醍醐味でもありますしね。

#1465 ジムニー、スタックランドファーム、デビューを果たす、の話。

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 恒例となっております、年2回のスタックランドファームオフロードコース走行会ですが、冬バージョンといいましょうか、秋バージョンは、収穫作業がメインとなっております。秋ですから、ほら。というわけで、今年はメンバーの都合から少々遅くなって、この前の日曜日に出掛けてきました。きましたら、すっかり冬景色で、霜は下りているは、といいましょうか、霜は下りたままに1日中溶けずに残っている始末。収穫作業にはそれほど影響はなかったのですが、ここスタックランドファームはコース設定もさることながら泥が凶悪でして、そうなんですね、僅かに溶けた霜が路面をマッディにしてくれていまして、今回は、ほとんど走らずに終了となりました。  といいますかね、土を掘り返してみたら、予想外の収穫量と人手不足から、午前も午後も収穫作業となりましてね。いやー、さすがに疲れましたというか、腰が痛・気持ちいい……、って、これが、腰を痛める警告だそうで。とはいっても、畑まではクルマで向かわねばなりません。ということから、ジムニーはオーナーが変わってから初オフロード走行となりましたが、これが走らなかった。下回りをヒットしていないのに、動けない。それほどにタイヤがグリップしていませんでした。実は、この時期のスタックランドファームのマッディな路面は、その下が凍結しているという、最悪といいましょうか、最凶な条件にあり、過去に取材でとんでもないスタックをしたことがありました。なので、今回も、さすがにHTタイヤじゃ無理かとそんな解釈をしていましたが、それにしても何か違う感を覚えたままに、あっけなくスタックしたと。  で、押してもらったんですけどね、そしたら、ヨンク入っていないよーと、指摘が。フロントが回っていなかったようで……。は、恥ずかしい。そうなんです、ここのところ、グランドチェロキー、つまりフルタイム4WDでしたからってシフトなんて操作したこと……、いや、コースに出る前にはローに入れていましたから、そんなミスはあり得ないんですが、ま、そんなミスしていました。もちろん、ヨンクにしたら、あっけなく脱出。そりゃそうだ。といいますかね、逆にFRのままで良く走っていたなと感心した次第でした。  いやー、それにしても、やっぱり前後リジッドサスはいいですなぁ。あと、MTもね。ひたすらに愉しいです。さて、スタッドレスタイヤに履き替えま

#1464 まさかの十分を感じてしまった、3気筒なBMW3シリーズ(318i)。

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 BMWの3シリーズにおいて、318iってグレードは、かつての、320iの6気筒エンジン対して、えー、4気筒になっちゃうの? 的な、ま、ある意味、マイナスといいましょうか、そんなイメージがあります。ありますが、実際に乗ってみると、不足を感じるどころか、え、頭が軽くてですね、これでいいじゃんと言わんばかりの説得に、やられた感を覚えるもの。しかしですね、さすがに、現行型に追加された318iは、3気筒エンジン搭載となりますから、それはないでしょうと思う反面、きっと、唸らせるような仕上がりになっているんだろうな、と思うところ、半面。  で、結論、あまり詳しくなく、3気筒であることを知らぬままに乗ったならば、気付かないと、思います、これ。あのですね、ビックリしました、あまりの遮音(振動含)性に。観察するとですね、発進時に3気筒なりの存在(振動と音)を僅かに感じるのですが、エンジンが回ってしまうと、もはや分からず。ターボといっても、排気量は1.5Lだから不足を感じるだろうな……と思うとですね、これが中回転域に存在を感じられるトルクバンド(厚みといったほうが的確かも)がありまして、パワーの面で不足を感じさせない。ま、高回転まで意図的に回そうとアクセルを踏み込むと、やっぱり2.0Lターボとは違うな感を覚えますが、まぁ、これですね、旧型の2.0LNAと遜色ないどころか、そのわずかに3気筒を感じさせるところ以外は、十二分を感じます。  といいますかね、逆に、先の音、振動がですね、気筒数に関わらず、エンジンの存在を感じさせてくれるものでして、あえて、それを感じさせるように仕立てている(残している)といわんばかりの演出に、むしろ、いいじゃん、これと思ってしまったほどでした。で、さらにですね、シャシーに豊かさが加わっていまして、あれ、これ、頭が軽いから? それとも改良された? と、そんなプラスな印象まで覚えまして、ちょっとビックリ。  ほほぅ、これならアリじゃんと思いつつ、価格表を見ると、318iSportで車両本体価格467万円となもし。やっぱり、もう少しのリーズナブル感を求めてしまいます。さて、このモデル、どういった層の人が購入するんでしょうか。やはり、初BMWユーザーなのでしょうかね。