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#289 世の矛盾をさらりと流せるように生きるか、それとも固くなに抵抗し続けるか。

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 世の中には矛盾がたくさんあります。なんてことは言われなくても、分かっていることですが、どう考えてもおかしいことであっても時に目を瞑らなければならなりません。ただ、そうやって簡単に流せるようになることが正しいかと言えば、それも違うような気がします。多分、それが出来るようになると、どこかで破綻を来します、きっと。と言いながら、その矛盾を利用することもあります。自らの利の為に。まぁ、それが人間であり、そこにも矛盾があるわけですが。  最近、いやはや、と思う矛盾に、Xiへの加入割引がありました。あれです、ドコモの高速回線網のXi(クロッシー)に加入すると、大幅な割引がもらえるってサービスです。これは販売店が独自に行っているんでしょうけど、ドコモの販促サポートがなければ出来ませんから、たぶん裏では凄いことになっているのでしょうな。  さて、その内容ですが、先日、訪れた店舗ではいわゆるデータ通信契約でルーター代金が0円な上に、4万円分のポイント還元(WiFiタイプ)、もしくは店舗で販売されているPCならばどれでも4.5万円引き(USBタイプ)となっていました。 もちろん、2年間使ってくださいという縛りがあります。なるほど、そういうワナかと思ったですが、方法によっては得にすることが出来ます。 掛かる費用は、 契約事務手数料3150円、 指定されたプランのXiデータ通信費として1000〜4935円(期間限定)/月、加入時に申し込む必要があるプロバイダ(moperaかOCN)費用が525円/月(最初の数か月は無料)で、まぁ、普通。ただ、Xiを使わない、つまり、データ通信費を最低の1000円に止め、さらにはプロバイダを解約(違約金なしだそうな)してゼロとしたまま24か月間の契約を守れば、先のバック分のほうが大きくなる、お得になるのです。 Xiを利用する人が結果お得になる割引であって、使わないとやっぱり損というならば理解できます。でも、違う。そこまでして、契約数を確保したいんですな。 で、客も利口で、というか店員が勧めるのか、この割引(バック)分を利用して家電やらPCを購入する人が多いようで、店員もそんな話をちらりと。  おかしい、これ、おかしいって。 ただですね、たとえば、これを使って、Macmini(一番下)を購入すると、本体価格5万2800円−割引分4万5000円ですから最

#287 真っ直ぐの旨さがぎゅっと詰まっている、オフロードコースの辛味大根。

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 八ヶ岳往復ライフが終了して、早いもので3週間が経過していました。片付けやら原稿書きやら取材やらで、バタバタとしていたせいか、朝の満員電車も、高速道路の渋滞も、当初は相当なストレスになっていましたが、今ではなんともなくなってしまいました。その適応能力と言いましょうか、いい加減さに、自分でも感心していたりいますが。 ただ、ひとつだけ、慣れないというか、出来ないことがあります。スーパーで野菜が買えないのです。申し訳ないのですが、どの野菜も訴えかけてくるものがない。価格はさておき。あまりに整い過ぎていることもあって、ウソくさく見えてしまうのです。こればかりは慣れようがありません。 さて、どうしたものかと困っておりますが。  で、写真ですな。これは先日遊びに行ったオフロードコースで譲ってもらってきた辛味大根でして、とても旨いんです。 辛味大根が旨いというのも不思議なんですが、とにかく旨い。いや、辛いから旨いってことではなくって、とにかく旨い。でも、辛くないから旨いのではなくって、辛くて旨い。つまりですね、辛いのに甘くて、存在感があるという不思議な辛味大根でして、個人的には、薬味程度にちょろっとではなく、どかっと使ったりします。そういう風に旨いんです。いや、辛いんですけどね。  何故、オフロードコースで辛味大根か? って話ですが、実は コース内に畑がありまして、この時期、収穫作業をさせてもらっています。で、 毎年のことなので、どうしてこんなに旨いんですか? とオフロードコースのオーナー(=畑を作っている方)に聞いたところ、種苗メーカーの説明書どおりに作っているからだとか。まぁ、化学肥料は使わないほうが辛味がしっかりと出てくるとかで、ただ、それだけ、あとは土がいいから、なんておっしゃってましたが。ちなみに、 道の駅の農産物売り場に出していたことをきっかけに、そば屋間の口コミで広がって、今では都内の有名なそば屋から注文が入るほどとか。ただ、商売でやっているわけじゃないからと、適当に受けているようで、そういったスタンスもこの味に直結しているような気がしました。  これもまた何度も言いますが、商売ベースにするかどうか、ここにラインがあることをちょいと再認識したのでした。

#284 広くアピールすべきと思いつつ、ひたすらに頑固なままでいるスタンス。

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 ホームページをここbloggerへ移動してから早いもので5か月が経過しました。細かな部分で融通のきかないことがあるレイアウト(テンプレート)に少々の不満はありますが、ローカルにデータを置いていない分、外からでも更新できる点はプラスですから、トータルとしてはいいのかなと思えるようになりました。と言いながらも、ここのデータをgoogleにいいように使われていると考えると、それはマイナスでもありますから、難しい。まぁ、タダほど高いものはないと言いますから、云々。ここのデータが何かの役に立っているとも思えなかったりもしますけども。  さて、このbloggerにも簡易型ではありますがここへのトラフィックを知る機能があります。で、しばらくぶりに、ここを訪れる人々が、どんなOS、どんなブラウザを使ってアクセスしているのかを見てみました。以前iDiskを利用していた頃は、MacOS、Safariがダントツに多かったのですが、bloggerへ移行してからはその割合は減りつつあり、とうとう今月のみに限ると、個々ではありますが WindowsとIEがトップに。  これを分析にするに、ヨシダ周辺以外の人々が見ていらっしゃるようで、より一般に広まったとでもいいましょうか。アクセス数そのものは以前よりも落ちているんですが。で、その分、発言に気を遣うかといえば、そんなこともなく、相変わらず、読まれることを意識せずに書いております。たぶん、今の時代、見られることを意識して書くのがフツーなのでしょうが、そういうスタンスそのものが自分の性格には合っていないので、そうしようとしない、いやいや、そうはできないのですが。たぶん、一生、すべてにおいて。

#274 行動すればするほどに功を奏すという導きと、思い起こせば24年前、って、話。

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 友人が八ヶ岳を訪れてくれましたので、どこかに行くべと相談してたら、リンゴを買いに行きたいというので,行きましたさ、二日連続で同じ販売所へ。さらには、足を伸ばして、山向こうの共選所(画像下)まで。これも、また昨日と同じルートだったりして。まぁ、昨日と同じクルマで、同じルートであっても、流れゆく景色は違うものに見えますし、クルマの乗り味もまた違った発見があるもので、それはそれで愉しめたかなと。  で、さらにさらに足を伸ばすことになり、志賀高原へと登っていったら、視界を遮っていた霧も晴れ、ご覧の紅葉な風景にばったりと出くわし。ならば、さらにさらにさらに奥深くとばかりに旧奥志賀林道を走っていったら、懐かしの場所にたどり着き、そして懐かしの人に会ったり。で、ふと思い起こせば、この懐かしの地は、まさにちょうど24年前の紅葉の時期にたまたま放浪して、出会った地でした。人生はもちろんのこと、卒論の題材に迷っていたところに、“ブナ林施業云々”って卒論のテーマを教えてくれたり、人生の心地よさを教えてくれた場でもありまして、今考えると、あの時のことも、今日のことも、偶然ではなかった気もします。  話が脱線した。当初の目的だったリンゴは無事購入できたようでした。と、他人事のように語ってもますが、自らも、すでに昨日購入済みだったにも関わらず、ついつい、傷物を見ると買いたくなりまして、購入。なんでしょうかね、この衝動は。まぁ、本当にイイモノをイイお値段で手に入れているわけですから、アウトレットでの無駄遣いとは違うかなと、自身の中では、言い訳をしてたりしますが。

#269 食を豊かにすることで、人生は愉しくできるってことを思い出したって話。

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 猟師になったワカモノが書いたという本を薦められ、読みました、八ヶ岳で。まったく素人な方が猟師になったというのですが、そもそもの、本人のバイタリティーと言いましょうか、アクティブさと言いましょうか、凄いなぁのひと言に尽きました。人やらライフスタイルやら、いろんなことってのは、 自らで活動することで 繋がって、広がっていくことを、改めて認識した次第ですが、待っていては何も変わらないとも言えましょうか。自分に重ねつつ、一昨年、去年のここを読み返してみたら、そういう意味では、今年の八ヶ岳ライフな、積極性が欠けていたように思えます。反省。  猟師になろうとは思いませんが、毎日を楽しむかのように自然に馴染んで生きていくというスタイルは、今も昔も、とても憧れがあります。そのひとつが、野菜作りでしょうかね。初めの頃は、やっぱり自分で作った野菜は美味しいと喜ぶものなんですが、そりゃそうです、新鮮であることがいちばんですから、それだけで味は違います。でも、小学生の頃から家庭菜園してあれやこれやと作ってた身からすると、プロが作った野菜に敵うものはないという結論にたどり着いております、最近。  そう感じさせてくれたのは、八ヶ岳で出会った「小海ゆうきちゃん倶楽部」でした。彼らが作り上げる野菜は、 有機農法をベースにしながらも、野菜が 本来の持っている可能性やら力を存分に発揮できるように仕立てつつ、そして、時に意図的に導くという、まさにマジック的な方法を用いることで、 今まで知らなかった、体験したことがなかった力強い味わいがあります。それは、まさしく作品とも言えようかと思えるほどで、初めて食した時にはかなりの ショックを受けたことを今でも覚えています。言い方は悪いんですが、いわゆる広く一般の有機栽培を謳って売られている野菜たちとは違いまして、端的に言いますと、「何これ?」と言葉にしてしまうほどのもの。そして、ここの野菜を口にした人々は、皆、 東京のスーパーでは野菜は買えなくなったと口にします。  というわけで、すっかり、そんな 野菜たちに慣れてしまっている身になっていましたが、今回、 「小海ゆうきちゃん倶楽部」で 購入したルバーブは、 さらなるオドロキがありました。ルバーブそのものは、八ヶ岳でよく行くスーパーで売られているので、買ってきてはジャムにしておりまして、それでも十分に美味

#265 出会えないのも、出会えるのも、そのすべては時機であるか、どうか。

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 本日の長野県内も、当初、天気は良くないと予報されていましたが、一変して、快晴の秋晴れを飛び越えて、夏のような陽気でした。そんな連休の1日、なんとなくで目的地を設定してちょいとクルマで走り回ってきました。走行距離は320km。ちなみに下道のみ。  最初の目的地は、約7年前に辰巳出版刊・プジョースタイルの取材で訪れた山の中の僻地。カメラマンさんの案内で訪れた場所だったこともあり、正確な場所はうるおぼえでしたが、まぁ、そうそう間違えるわけもないと、おおよその場所を推定して出掛けてみれば、そこは全く違う場所。あちこち走って、探せども、見当たらず。雲隠れしたかのよう。たぶん、今は、行かないほうがいい、行く時機ではないということなのでしょう。  こうした雲隠れといいますか、場所であれ、モノであれ、見つからなくなることは多々あります。でも、それは、時機じゃないからと思うようにしています。自分の成長が足りないとか、受け取れないとか、まぁ、いろいろと。その逆で、意図していないのに、繋がったり、見つかったり、出会ったりすることもあります。これも、また、時機なのかなと思ったりしておりますが。  なので、なんていうんでしょうね、適当にしがみつきつつ、流されるかのような、たゆとう人生とでもいいましょうか、そんなスタンスを心掛けようかなと。それを、今日のドライブで確信しました。  画像は、本日、後半に訪れた姨捨山(おばすてやま)から見た長野市内。そう、あの姥捨て山の話に出てくる地。秋を感じさせるすこーんと抜けた空(遠くには入道雲もあったけど)と、稲穂が垂れてまさに実りの時期を楽しませてくれる棚田も相まって、そこにはとっても心地よい秋の景観が広がっておりました。