#362 忙しかった夏には理由があり、そこで再確認した“このままで行きます”。
あっという間に夏が過ぎていきました。まさに、あっという間に。余裕があったこれまでとは違って、大掛かりな仕事が入ったこともあってのことでしたが、そこにそもそも計画していたプライベイトなことも入り交じって、まさにゆとりがない、そんな感じ。で、気が付けば9月も下旬ですか。早いものです。なんて、まとめをしているのは、この忙しかった期間にあれやこれやと思い出したことがあったからで。 八ヶ岳はお盆後まで入り浸っていましたが、まぁ、相変わらずの愉しさがあふれており、自分らしく居させてくれる場であることを再認識しつつ、毎日を愉しんでいたような気がします。何度も言いますが、永住的な意味合いとは異なる、欠かせない地です。その理由が、今において欠かせないと感じているからなのか、それは、まだわかりませんが。 その後は、全国あちこちクルマで走り回りましたが、ショックを受けたのはやはり東日本大震災の被災地でしょうか。今回は宮城と福島と2回に分けて訪れましたが、まだまだが多く残っており、何事もなかったかのように見ぬふりをすることの悪たるを再認識。現地の人々のスタンスや考え方も様々で、こちらが困惑してしまうような内容も多く、それもまたショックでした。 そういえば、広島も訪れました。やはり自走にて。で、現地の知人(被爆2世)に、夜遅くまで平和記念公園のベンチにてあれこれ話を聞いたのですが、これもまた深くて深くて。あっけらかんと話す内容に対して、まだまだ知らぬことが多く、ひたすらにため息をついていた覚えがあります。広島といえば、取材で訪れたマツダミュージアムにて、久しぶりにファミリアロータリークーペを見ましたが、実家の第1号車だったこともあって感慨深いものがありました。お互いに変わっていないなぁ、と思いましたが、あれから40年ですか、ってな感じもあり複雑(同じ1968年生まれだったりする)。えっと、今年の夏は、いろんな方と話をする機会がありました。取材ゆえに話すことが出来たような人から、久しぶりにじっくりと話すことができた知人まで。なんだかんだいって、やっぱりコミュニケーションというか、話をすること、耳を傾けることの愉しさ、大切さも思い出したりしましたが。 振り返るといえば、この忙しい最中、安全地帯の30周年ライブへと足を運びました。これこそ、かなり前から決定していたことなのでなん