#1796 不可思議しか出てこない、能登半島。でも、また出かけると思います。
そういえば、昨年末、経過から1年を前にして、能登半島へと出かけてきました。どこにいても幸せばかりが出てくる能登半島でしたが、もうすぐ1年が経過するから……、という理由ではなく、まさに意を決して出かけてきました。そう、意を決して。もちろん、予想外に何もされていないシーンも多く目にしましたが、部外な者としては、ありのままに戻して欲しいという気持ちは、やはり強く残っています。ただ、住んでいる方々はどう捉えているのかは、いろいろな意見があることでしょう、としか、伝えようがなく、もうなんともいえない気分になってしまっています。 そんなシーンの中で、左の写真は、内浦側にあるモール街前の漁港(モール街はこの左手)。そもそもニュース関連は目にしないようにしていましたが、このモール街は再生しない、ということは耳に届いていました。そこは小さな店舗の集まりで構成されていますが、賑わいがあって、わざわざ買いに来た気分に浸れるところでもあります。実際に訪れてみると、目の前の港の崩れはかなりひどく、その影響を受けていない印象に見えていたモール街は建物自体はなんとかなるやもしれませんが、受けたダメージは相当あるんだろうな、とも、見えました。なんとかならないのかな、と思いましたが、近隣にあるスーパー系がまだ生き残っていること、そして、人口の減り方を考えると、どうしても閉じなければならなかったんでしょうね。ひたすらに残念を感じます。 そのほかにも目にするもの目にするもの、つらくてつらくて、心はぐたぐたにされてしまいました。ただ、現地にいる方々が……、時間が経過したからでしょうね、いつもの元気よさそのまんまで対応していただき、その場はものすごく心休まった。ただ、やっぱり能登半島からの帰り道は自分なりにはつらくてたいへんでした。この右の写真は、道の駅にあったもの。なぜか、この駅の写真だけが傾いていたという不可思議に、しっかりと理由があるんだろうなぁ、ってことを感じたりして。そうそう、とあるパン屋さんでは、こちらは黙っていたのですが、あちらから声をかけていただき、もはや、また来なきゃダメだな、そんなことを感じさせてくれました。さて、どうしたものか……。ではなく、また行かなきゃダメ、ってことも思いました。