#1847 GT−R好き集まれ! に、誘われた、スカイラインGT-Rのエンジン生産ツアー。
日産自動車が、いわゆるスカイラインGT-Rのエンジンユニット工場の見学会を開催しており、そこへとひょいっと参加してきました。今回の企画は今月4日を最後としてすべて終わっていますが、ひょっとしてこの企画は初だったのしょうか、なんてことも思いながらに出掛けてきました。時間は10時集合で、そんなに早くはないのですが、東京は西部に住んでいる者としては近くはなく、でも、遠くはないという微妙な位置関係にあり、それでも余裕をもって出掛けると、すでに会場にはそれなりの方がいらっしゃっていました。ま、考えてみますと休日は工場が休みゆえに、平日限定となっていましたから、集まる方々は結構たいへんだったんじゃないか、と思ったりもしましたが。ちなみに、いらしていた方々は同世代が多数ながら、GT-Rが好きそうな子どもさんたちも来ていました。 今回は、エンジン組みを行っている方々を眺めるツアーがメインながら、話をすることは叶わず、ガラス越しに彼らの作業を眺めている感じ。そして、お子さんがいらっしゃったこともあったのかな、想像していたよりはかなり柔らかく作られており、最後の質問コーナーでマニアックな質問が出るのかなと思いきや、そんなこともなく、淡々としていました。いや、淡々じゃないな、トントンとしていました。違うな、ふーんって感じで流れていきました。 個人的には、最新型よりもBNR32型で衝撃を受けた者ですから、その後の進化にはスペックアップがあったとしても何かに惹かれることはなく、ただたんに3世代モデルに惚れ込み、そして感心を掲げていました。やっぱりですね、2.6Lという中途半端さあふれるユニットに、まさに「無駄」を感じさせますし、縦置きな6気筒レイアウトも最高で、あの時代だからこそ作り上げられて、いずれにしてももはや感心しきりといったところ。いま振り返ってもあの完成度の高さはすばらしく、さらに左右を合わせて55mmだったオーバーフェンダーの造形美と、ホイールのシンプルたるかっこよさは、もはやしびれまくりといった感じでした。 ちなみに工場は、横浜は子安地域にあり、その一部にGT-Rユニット専用工場があります。新子安駅から歩いて約17分と書かれていますが、早歩きをするとそれよりもちょっと前に付けるかな、といった感じ……、って、気付いたらですね、駅から歩いて来ているのって、自分だけだったよう...